ものづくり通信

つぶやき

2016.02.26

リフトピンの黒染め

こんにちは!ホームページ更新担当の植栗です!!

最近、プレス加工で使うリフトピンを製作しました!

そちらが「黒染め」処理をするものでしたので、黒染めについて勉強を兼ねてこちらで紹介いたします!

※黒染加工は外部にやってもらっています。

【黒染加工とは】

化学的にはアルカリ処理によって、鉄の表面に四三酸化鉄(Fe3O4)という酸化皮膜を作ることをいう。

四三酸化鉄は一般的に「黒サビ」と言われるもので、鉄の大敵である赤サビの発生を抑え、

非常に強固で、かつ安定した(=進行しない)状態を保つのが特徴。 

鉄の黒染めは品物自体に浸透させるため、品物本来の寸法はほとんど変わらない。 肉厚を変えたくない品物に最適。

液全体が反応するため、複雑な形状の品物でも着色可能。

鉄の黒染めの別称⇒四三酸化鉄処理(しさんさんかてつしょり)、四酸化三鉄処理(しさんかさんてつしょり)、Fe3O4、アルカリ着色

 

私の作ったリフトピンは、焼き入れした上で黒染めしたので、より頑丈ということですね!

ではまた来週!

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